阪神タイガースのドリス選手は、圧倒的な速球と落差のあるフォークで多くのセーブを挙げた右腕の守護神です。以下、彼のプロフィールやプレースタイル、主な実績について解説します。
プロフィール
- 生年月日:1988年1月10日
- 出身地:ドミニカ共和国 ラ・ロマーナ
- 身長・体重:190cm・106kg
- 投打:右投右打
- ポジション:投手(リリーフ・クローザー)
- 経歴:シカゴ・カブス → 阪神タイガース(2016年〜2020年)→ トロント・ブルージェイズ など→阪神タイガース(2025年〜)
プレースタイル
圧倒的な直球と落差あるフォーク
ドリスの最大の武器は、常時150km/h台後半〜160km/h前後に達するストレート。そして打者のバットを空振りさせる鋭く沈むフォークボール。特に2ストライクからのフォークは決め球として機能し、多くの三振を奪いました。
豪快ながらも冷静な投球
ドリスは見た目の迫力に反し、淡々とした投球スタイルで、精神的にも安定感がある投手でした。連投にも強く、年間を通じてコンディションを維持し、ブルペンに安心感をもたらしていました。
高身長を活かした角度ある投球
190cmを超える体格から投げ下ろすボールは角度があり、打者にとってはタイミングが取りづらいのも特徴でした。
主な実績
セーブ王獲得(2017年)
2017年にはチームの守護神として登板し、37セーブを記録。セ・リーグのセーブ王を受賞し、阪神のリリーフ陣をけん引しました。
阪神でのNPB通算成績(2016〜2020)
- 登板試合数:208試合
- 通算セーブ数:96セーブ
- 通算ホールド数:37ホールド
- 通算勝敗:13勝18敗
- 防御率:2.49
2020年シーズン成績
- 登板試合数:49試合
- 勝敗:1勝4敗
- セーブ:19
- ホールド:8
- 投球回:50.2回
- 防御率:2.77
- 奪三振:51
- WHIP:1.11
チームへの貢献
ドリス選手は、2016年の途中加入以降、阪神タイガースの勝利の方程式において欠かせない存在となりました。特に藤川球児の不在や不調の時期にクローザーとして台頭し、安定した成績を残すことでブルペン全体を支えました。外国人選手としては異例の5シーズン在籍し、ファンからも厚い信頼を得ていました。
今後の期待
ドリスのようなタイプのリリーフ投手は、現代野球においても非常に貴重です。将来的にコーチやスカウトなど、球界での再登場も期待されます(←見事復帰しましたねw)。また、NPB在籍外国人選手の成功モデルとして、今後も語り継がれる存在となるでしょう。
注:上記の情報は、2025年7月24日時点のものです。最新の情報や詳細は、公式発表や球団の動向をご確認ください。
コメント